運動不足解消!おうちや旅行先で手軽にできる運動を紹介

「運動不足で体が重い」「最近、体を動かしていないな」「ちょっとした動作で息が上がる」など、日頃運動不足を感じる場面はありませんか?また運動を始めても、長続きしないことに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

長続きさせるには、簡単にできる軽運動がおすすめです。自宅や旅行先で簡単にできる軽運動をいくつかピックアップしてみましたので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。

日常生活に軽運動をプラスするメリット

日常生活に軽運動を取り入れ運動不足を解消すると、体にどのような変化が現れるのでしょうか?軽運動を行なうメリットを4つ紹介します。


体型をキープできる

日常生活に少しでも運動を取り入れると、筋力維持につながります。運動不足になると、筋力が徐々に衰え、心肺機能にも影響してくることがあります。

運動を行なうことで、筋力が付き基礎代謝が上がることで肥満も予防できるでしょう。定期的な運動は生活習慣病の予防にも効果的です。


睡眠の質が良くなる

定期的に運動することは、睡眠の質や睡眠の深さ向上につながるといわれています。しっかりと体を動かすことで寝つきが良くなり、翌日元気に過ごせるでしょう。

しかし、運動する時間には注意が必要です。遅い時間や寝る直前に運動すると、運動中に分泌されるホルモンの影響で目が冴えて眠れなくなるため、運動は寝る3時間前までに済ませるのがおすすめです。


疲れにくい体になる

定期的な運動は、心身の活力レベルと持久力を向上させることにつながります。運動することで血行が良くなると、体のコリや痛み、冷えなどの解消にも効果が期待できます。

また、運動は中枢神経系を刺激するため、疲労がたまりにくくなるといわれています。もし「最近疲れやすいな」と感じているなら、軽運動で心肺機能を高めてみることから始めてみてはいかがでしょうか。


脳機能が向上し気分が良くなる

運動したあとに、気分が良くなったり頭がすっきりしたりした経験がある方も多いのではないでしょうか?血流が増えると、エネルギーと酸素が増え自律神経が刺激されます。

また運動後はエンドルフィンやセロトニンといった「幸せホルモン」が分泌されるため、不安やストレスが抑制されます。気分をリフレッシュしたいときや、メンタル面で不調を感じているときなどは、ぜひ軽運動をしてみましょう。


おうちで手軽にできるおすすめの運動

ここから、おうち時間に手軽に取り組めそうな運動を紹介します。どの運動も道具がなくても簡単に取り組めますので、隙間時間などを有効活用して体を動かしましょう。


ラジオ体操

みなさんご存知のラジオ体操は、筋トレが苦手な方におすすめです。ラジオ体操第一と第二を合わせると約10分ありますが、そのなかで約400種類の筋肉を使っているため全身運動になります。

ラジオ体操第一は柔軟性、第二では筋力アップが期待できますし、何より手軽にできる運動なので継続できるでしょう。


ヨガ

深い呼吸と全身を動かすポーズが特徴のヨガは、ハードなポーズもありますが軽運動におすすめの簡単なポーズもあります。

深い呼吸は自律神経を整え、基礎代謝アップにもつながるヨガは、体力面だけでなく精神面の安定にも効果的です。

全身のストレッチや引き締めに効果がある、簡単なポーズを2つ紹介しましょう。

・ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)

1. 四つん這いになる
2. 手の間隔は肩幅に、足は腰幅に開く
3. 手の指を開き、吐く息で床を押しながらお尻を持ち上げる
4. お尻を持ち上げたまま5回程度深呼吸を繰り返す

できるならかかとは床につけたままキープすると効果的です。伸びているときに、手先からお尻までが一直線になるように意識しましょう。

・ナバーサナ(舟のポーズ)

1. 体育座り(床に座り膝を曲げる)をする
2. 膝を曲げながら両足を床から上げ、膝から下が床と平行になるようにする
3. 背筋を伸ばし、胸を持ち上げ、両手を床と平行になるように前に伸ばす
4. ③の状態を30秒~1分程度キープしつつ深呼吸を繰り返す

腹筋やお尻、太ももなどが気になる方におすすめの、脂肪燃焼効果が高いポーズです。


ストレッチ

ストレッチは体への負担が少ないので、初心者におすすめです。手軽に全身をリラックスできるストレッチと、現代人におすすめの首コリを予防するストレッチを紹介します。

・全身の筋肉をゆるめるストレッチ

1. 仰向けに寝て、バンザイのポーズをする
2. 手は指先のほうへ、足は足先のほうへ引っ張られる感覚で大きく背伸びをする
3. ②を30秒程度キープし深呼吸を繰り返す

・首コリ予防ストレッチ

1. 手の平でおでこを後ろに向かって強く押す
2. 耳の上を右手で左側に向かって強く押す
3. 耳の上を左手で右側に向かって強く押す
4. 頭の後ろで両手を組んで、前・左右に強く押す

ストレッチをしている間、首は動かさないようにしましょう。デスクワーク中のリフレッシュにもおすすめです。


階段の上り下り

家に階段があるなら、階段を使った運動をしてみてはいかがでしょうか?階段の上り下りは立派な有酸素運動になりますし、下半身の筋力も強化できるため下半身のシェイプアップにも効果的です。

踏み台やステッパーがなくても階段を使えば同じような運動ができるので、これらの道具を購入しようか悩んでいる方は、まずは階段の上り下りから始めてみましょう。


旅行先でもできるおすすめの運動

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旅行先ではいつもより多く歩いたり、移動時に同じ姿勢を続けたりと疲れがたまりがちです。そのようなときは旅行先で簡単にでき、疲労回復効果が期待できる軽運動をしてみてはいかがでしょうか?

旅行先で、道具なしでできるおすすめの運動を3つ紹介します。


ベッドの上でできるストレッチ

旅の疲れを次の日に持ち越さないためにも、寝る前にベッドや布団の上でストレッチをしてみましょう。気軽にでき、疲れた体をリフレッシュできます。

1. 仰向けに寝て、バンザイのポーズをして静止
2. 腕を頭上でクロスし両手を合わせして静止
3. ふくらはぎが伸びるようにつま先を上げ静止、下げて静止
4. 足を交互に動かして骨盤を上下に動かす(左右10回ずつ)
5. 片膝を体の反対側へ倒して静止、反対側も行なう
6. 片足を天井に向かって上げ両手で胸のほうに引き寄せ静止、反対側も行なう
7. 左側を下にして横向きになり、右手で右足首を持ちお尻に引き寄せ静止、反対側も行なう

寝る前に3分程度でできるストレッチです。静止する時間はそれぞれ10秒間程度とし、間は肩、腰、ふくらはぎ、太ももなどが伸びていることを感じながら行ないましょう。


下半身の疲労回復効果があるストレッチ

旅行先は歩くことが多くなるため、特に下半身に疲れがたまりがちです。下半身の疲労回復が期待できるストレッチをして、次の日も元気に歩けるようにしましょう。ベッドや椅子があればできるので、移動中のバスや新幹線内でも気軽にできます。

1. 背筋を伸ばして椅子に座る
2. 片足を伸ばし、つま先を上げふくらはぎの裏を伸ばす
3. ②のまま上半身を前にスライドさせ、」しばらく静止し深呼吸を繰り返す
4. 反対側も同様に行なう


早起きしてウォーキング

泊りで旅行する場合、早起きして散歩がてら自然のなかをウォーキングするのもおすすめです。自然のなかで腹式呼吸をすることは、ストレス軽減にもなりますし、新鮮な空気を体に取り入れられるため気分転換にもなるでしょう。

ウォーキングをするなら、パワーウォーキングがおすすめです。パワーウォーキングは、早足(いつもの1.5倍程度のスピード)、大股で全身を大きく使って歩く有酸素運動です。

歩くときは骨盤を左右に動かすように意識し、かかとから着地してください。ウォーキング中は、息を鼻から吸って口から吐く腹式呼吸を心がけましょう。


まとめ

「運動しよう!」と思っても、実際に行動に移したり継続させたりすることは難しいものです。しかし、今回紹介した軽運動なら隙間時間に少し取り入れられるのではないでしょうか?

まずは気軽にできるものからスタートし、継続できるようならもう少し運動時間を増やせるようなメニューにもチャレンジしてみましょう。

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