毎日着けているからこそ、捨て時や替え時を見極めるのが難しいと感じている方は多いのではないでしょうか?
実は、ブラジャーの替え時を見誤っていると体型の崩れなどの思わぬ弊害を受けてしまう可能性があるので、
注意が必要なんです。
本記事では、ブラジャーの寿命を徹底解説。
いつ替えれば良いのか、寿命を超えて使うとどんなトラブルが起こるのかをご説明します。
「ブラジャーはいつ替えれば良いんだろう…」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブラジャーの寿命はどれくらい?
結論から述べると、ブラジャーの寿命は商品によって異なりますが一般的に100回の着用と言われています。
3日に1回の着用であれば約1年、1週間に1回であれば約2年が寿命であると考えると良いでしょう。
ただし洗濯の仕方など、お手入れの方法によっても寿命は異なります。
例えば、ネットを使わずに洗濯してしまうと、たった数回の着用でもブラジャーの寿命が来てしまうケースも。
また、機能性の高いブラジャーは大きな負荷がかかっているのでその分寿命が早いとも言われており、
ブラジャーの種類によっても寿命は異なります。
ブラジャーは薄い生地を使っているなど、とても繊細なアイテムです。
着用すればするほど寿命は早くなるので、正しい替え時を見極めるためには期間で寿命を決めるのではなく、
次の項で紹介する寿命サインや替え時サインを参考にするようにしましょう。
ブラジャーの寿命サイン
ブラジャーの寿命サインは、主に以下の5つ。どれか1つでも当てはまっているのであれば、
買い換えを検討しましょう。
見た目がくたびれている
見た目がくたびれている場合、既に寿命が来ている可能性が高いです。
生地があせていないか、毛玉が付いていないか、レースがほつれていないかをチェックしましょう。
見た目がくたびれていると、着ていても気分が上がりません。
気分を高めて良い1日を送るという意味でも、くたびれたブラジャーは捨てて新しいものを買うのがおすすめです!
ワイヤーが歪んでいる
ワイヤーに触れてみたときに曲がっているように感じたり、見た目が歪んでいる場合も替え時。
もちろん、生地からワイヤーが飛び出してしまっている場合も寿命が来てしまっています。
ワイヤーはブラジャーの重要な部分です。
歪んでいるとブラジャー本来の機能を果たしていない可能性が高いので、すぐに替えるようにしましょう。
肩のストラップが緩い
何度も何度も調整しても、肩のストラップが落ちてしまう…というときも替え時のサイン。
ブラジャー全体の形が歪んでいたりストレッチ機能が失われているために、フィットできていない可能性が高いです。
また肩のストラップ自体が劣化してしまい、アジャスターが上手く機能していない可能性もあります。
アンダーがぴったりなのに肩のストラップが緩くなった、キツめに調整しているのにすぐに緩くなってしまう、
という場合は寿命だと考えましょう。
カップが型崩れしている
カップ部分に凹みやシワがある場合は要注意。カップが型崩れしているので、寿命が来ています。
カップの型崩れは洋服の上からでも分かることもあるので、気にしておきたい部分。
特に身体にフィットした洋服を着るときは、カップの形が崩れていないかをチェックしましょう。
崩れたブラジャーを着用していると、恥ずかしい思いをするかもしれません。
また、カップはバストメイクにも関わる重要な部分。少しでも変だなと思ったら買い換えるのがおすすめです。
アンダーやサイドのメッシュ・ゴムが薄くなったり伸びている
ブラジャーに求められる大きな機能の1つが、ホールド力。
アンダーやサイドのメッシュ・ゴムが薄くなったり伸びたりしている場合、ホールド力が失われている可能性が高いです。
ホールド力のないブラジャーを着けていてもあまり良いことはないため、買い換えるのがおすすめ。
見た目に薄くなったり伸びたりしていなくても、購入当時のフィット感がないときも寿命を疑うのがおすすめ。
「購入したときと着け心地が違うな…」と感じたら替えて良いでしょう。
寿命でなくても…ブラジャーの替え時サイン
まだまだブラジャーの寿命はきていなくても、替えた方が良いときもあります。
それは、ブラジャーが身体に合っていないとき。ダイエットや年齢を重ねることなどによって体型が変化すると、
ブラジャーも合わなくなってしまいます。
ブラジャーが身体に合っているかどうかは、以下の6つを試して確認してみましょう。
- ● 身体を左右にひねると、カップが胸から浮く
- ● 両腕を振ると、胸の肉が脇からはみ出る
- ● 両手を上げるとブラジャーがずり上がる
- ● 両肩を回すと、ストラップが落ちる
- ● ジャンプすると胸が大きく揺れる
- ● 前かがみになると、ブラジャーの後ろ側が上がる
もし1つでも当てはまるものがあれば、それはブラジャーが身体に合っていない証拠。
買ったばかりのブラジャーであっても、潔く捨てて替えるようにしましょう。
ブラジャーの寿命を超えて使うと起こるトラブル
ここまでブラジャーの寿命について色々ご説明してきましたが、寿命を超えたブラジャーを使うことで
どんなトラブルが起こるのか知りたい方は多いのではないでしょうか?
「実際に寿命を超えて使っていたことが分かったけれど、これまで問題を感じたことがない」という方もいるでしょう。
しかしブラジャーのトラブルは毎日徐々に大きくなっていくものなので、気付いていないだけかもしれません。
そこでここでは、寿命を超えたブラジャーを使ったときに起こる代表的なトラブルを3つご紹介します。
知ることで自覚できるトラブルもあるので、自分には関係ないと思っていてもチェックしておくのがおすすめです。
着用時の不快感
「ブラジャーは着用すると少なからず不快感があるもの」というイメージがある方が多いかもしれませんが、
自分の体型に合ったブラジャーであれば不快感はほとんどありません。
締め付け感などは多少あるかもしれませんが、フィット感がなかったりすぐにブラジャーがずり上がってしまったり、
胸のお肉が脇や背中に流れてしまったりするのはブラジャーの寿命が原因です。
毎日少しずつ不快感が増していくので気付きにくいですが、新しいブラジャーと比較すると分かりやすいので、
気付かない場合はお店に試着しにいくのがおすすめ!
体型の崩れ
ブラジャーにはただ可愛く胸を隠すだけでなく、ホールド力やバストメイクという機能があります。
つまり、毎日着けているだけで将来的に胸が垂れることを防いでくれる役割を果たしているということ。
寿命が訪れたブラジャーを使用していると本来の補正力が失われてしまうので、
バストが垂れたりボリュームが落ちたりしてしまいます。
さらに背中や脇にお肉が流れたりすることで、バストラインだけでなく体型の崩れにも繋がります。
体型の崩れは見た目年齢が老ける大きな要因の1つなので、
ブラジャー1つで老けてみられてしまう可能性があるということを忘れないようにしておきましょう。
肌が傷つく
ブラジャーで肌が傷つく、というのは想像しにくいかもしれませんが、
ワイヤーが生地から飛び出していると肌を傷つけてしまう恐れがあります。
また、形が合っていないブラジャーを着け続けると1点に負荷がかかりすぎて擦れてしまうことも。
ブラジャーを外したときに跡が付くだけでなく、赤くなっていたら要注意です。
まとめ
ブラジャーは女性の肌に最も密着するアイテム。
他の人に見られにくいアイテムではありますが、バストラインの崩れだけでなく体型の崩れ、
延いては見た目年齢にも関わってくるので、替え時サインを見逃さないように常にチェックしておきましょう!
今回ご紹介した替え時サインに当てはまったら「買い換えるのが勿体ないな…」と思うのではなく、
可愛くておしゃれなブラジャーを買えるチャンスだと思うのがおすすめ。
自分好みのブラジャーを買えば気分も上がります。
使い古したブラジャーは思い切って捨てて、新しいブラジャーを購入しましょう!
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