正しいサイズの測り方とは?サイズチェックの方法を解説

更新日: 2021/09/14
普段、何気なく着用している下着や衣類は、本当に自分の体に合ったサイズでしょうか?
なかには、そもそも体のサイズを測ったことがない方や、サイズを勘違いしている方もいるかもしれません。
体の正しいサイズを測ることは、下着や衣類を着用した際の違和感や不快感を軽減するとともに、
バストの下垂予防やスタイルアップなどにもつながるでしょう。
そこでこの記事では、正しいサイズを測るために準備するものや、バストやウエスト、
ヒップの正しい測り方について解説します。
併せて、サイズが合っていない下着の見極め方についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください!

サイズを測る際に準備するもの

体のサイズをセルフチェックする際には、メジャーや鏡などを事前に準備しておかなければなりません。
ここでは、サイズを測る際に準備すべき4つのポイントをご紹介します。


メジャー

まずは、できるだけやわらかいメジャーを用意します。
硬くて曲げにくいメジャーは、体のラインにきちんと沿わせられず、正確に測ることができません。
自由自在に曲げやすいメジャーを選びましょう。


続いて、全身が映る姿見を用意します。
姿見がなければ、顔からウエストまでの範囲が映る大きさの鏡でも代用可能です。
姿見や鏡は、正しい姿勢で測れているかという点や、メジャーが体にしっかり沿っているか、
床と水平になっているかという点などを確認しながら進めるために使用します。


薄着の状態になる

メジャーと鏡を用意したら、できるだけ薄着の状態になります。
サイズを正確に把握しやすくするため、下着など体にフィットしたものを着た状態で測るとよいでしょう。
ただし、バストを測る際は、下着のパットは忘れずに外しておいてください。


手伝ってくれる人

姿見や鏡がない、もしくは一人できちんと測る自信がないという方は、誰かに手伝ってもらうことをおすすめします。
姿勢が悪くなっていないかなど、アドバイスを受けながら進めてください。


サイズの測り方

サイズを測る事前準備が完了したら、体のサイズを測っていきます。
ここでは、バストやウエスト、ヒップの測り方を、それぞれ見ていきましょう。


バストの測り方

バストのサイズをチェックするためには、アンダーバストとトップバストをそれぞれ測る必要があります。
正しく測るため、自分が持っているブラジャーのなかで、もっともフィットしているものを着用して測りましょう。
前述したとおり、ブラジャーにパットが入っていれば外してください。
アンダーバストは、バストのふくらみのすぐ下の周囲を、床と水平に測ります。
メジャーがたるんだり、緩くなったりしないよう、少しきついと感じるくらいでぴったり測るとよいでしょう。
一方、トップバストは、バストの一番高いところを測ります。
アンダーバストと同様に、メジャーが床と水平になっているか、鏡で確認しながら進めてください。
胸の丸みを潰さないようにしながら、背筋を伸ばしまっすぐに立って測ります。
ただし、体に力が入りすぎるとサイズに影響が出る可能性があるため、自然な状態を意識しましょう。


ウエスト・ヒップの測り方

ウエストのサイズをチェックするためには、アンダーバストから腰にかけて、一番細くなっている部分を測ります。
目安としては、おへそより2~3cmほど上です。
空気を吸い込むとウエストが広がってしまうため、息を自然に吐いた状態で計測しましょう。
一方、ヒップのサイズは、自分の体を鏡で横から映し、ヒップの一番高い部分を測ります。
メジャーは緩めすぎても、きつく締めすぎてもNGです。
計測中は、背筋を伸ばし足は閉じた状態で、まっすぐに立ちましょう。
ウエストもヒップも、正しくサイズを測るため、メジャーが床と水平になっているか確認しながら進めてください。


サイズが合っていない下着の見極め方

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サイズを測る前に、「そもそも今自分が着用している下着は、サイズが合っているのだろうか?」
と疑問に思う方もいるかもしれません。
ここでは、サイズが合っていない下着を簡単に見極める方法をご紹介します。


ブラジャーとバストのあいだに隙間ができる

ブラジャーとバストのあいだに隙間ができる場合、カップのサイズが大きすぎる可能性があります。
前傾姿勢になったときや体を左右にひねったときにカップが浮いてしまうのであれば、サイズを見直しましょう。


体にブラジャーが食い込んで段になっている

体にブラジャーが食い込んで段になっている場合、カップが小さすぎる、またはアンダーが合っていないことが考えられます。
両腕を振ると、胸が脇からはみ出てくる状態です。
また、締め付けによって苦しく感じるかもしれません。


肩ひもがよくずれ落ちる

肩ひもがよくずれ落ちてしまう場合は、肩ひもの長さを体に合わせて調整できていない可能性があります。
また、カップのサイズが合っていないことも、肩ひもがずれ落ちる原因になるでしょう。
肩を前後に回し、肩ひもが動かないかチェックしてみてください。


アンダーの位置がずれる

腕を上げた際に、アンダーも一緒にずり上がってくる場合は、アンダーが緩いと考えられます。
ずり上がったアンダーの位置を直すのが癖になっている方もいるかもしれません。
カップ自体が小さい可能性もあるため、一度サイズをチェックしておきましょう。


まとめ

サイズを正しく測るためには、メジャーや鏡を用意し、薄着の状態でチェックしましょう。
もし手伝ってくれる人が周りにいれば、メジャーを押さえてもらったり、
鏡で見えない角度から見てもらったりすると、さらに正しくサイズを測りやすくなります。

また、サイズは1度測ったら終わりではありません。
日々変化する体に適した下着や衣類を着用するためには、たとえ体重に変化がなくても、
定期的なサイズチェックをすることが理想です。
特に下着は、ブラジャーとバストのあいだに隙間ができていたり、
体にブラジャーが食い込んで段になっていたりする場合は、サイズを見直すタイミングといえます。

今回ご紹介したバストやウエスト、ヒップの測り方をもとに、正しくサイズをチェックし、
自分に合った下着や衣類を着用しましょう!

またノーザリー店舗ではメジャーリングサービスも行っておりますので、ぜひそちらもご利用ください。
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