チューブトップの一般的な使用方法

一般的に知られているチューブトップの活用方法が、ドレスのインナーです。
ドレススタイルでは肌の露出が多くなり、下着がのぞいてしまうことも少なくありません。
下着が見えるとドレスのエレガントな雰囲気が損なわれるうえ、本人も気になって、
パーティーやセレモニーに集中できなくなるでしょう。
そこで、ドレスの胸元には、フリルやレースで装飾されたチューブトップブラを用いるのが得策です。
中でも「ブラトップ」と呼ばれるタイプは、ワンピースドレスのインナーに適しています。

次に、浴衣を着るときのインナーとしてもチューブトップはぴったりです。
なぜなら、チューブトップはボディラインを平たく見せるために効果的なアイテムだからです。
浴衣を美しく着こなすには、凹凸がないほうがいいとされています。
しかし、通常のブラやインナーだと、ボディラインが際立ってしまいます。
チューブトップはバストを締め付け、フラットに見せるために役立ちます。
さらに、チューブトップは素材によっては吸水性が高くなるのもメリットです。
浴衣着用時の汗が気になる人は、インナーをチューブトップにすることで、気にならなくなるでしょう。
浴衣は暑い季節によく着ることになるため、チューブトップとの相性が抜群です。

インナー以外の活用法もある

チューブトップはインナーとしての活用法が浸透しているものの、人に見られる着方をしてもファッションを彩ってくれます。
たとえば、トップスとして着てみるのもひとつの方法です。
ブラトップタイプのチューブトップは、そもそも露出してもいいようにデザインされているので、
コーディネートの主役にすることも可能です。
中でも、春から夏にかけてのファッションでは涼しげでさわやかな印象を与えてくれます。
ただし、肌が見えすぎる恐れもあるので、ほかのアイテムとのマッチングを意識しましょう。
肩の露出はカーディガンなどのアウターやストールで抑えるのがコツです。
さらに、目立つデザインのネックレスをつけてバランスをとるのも効果的です。

また、チューブトップは肌触りや通気性に優れているのも特徴なので、運動にも使えます。
ヨガスタジオに通っている人はヨガウェアとしても利用してみましょう。
動いている間の安定が気になるならストラップを付けられる種類や、ノンワイヤータイプ、ホルタータイプなどを試すのも得策です。
そのほか、リラックスウェアとしての使い道もあります。
家では下着をつけたくない人も、チューブトップならバストの形を崩さずにストレスなく過ごせるでしょう。

便利なチューブトップはズレないように工夫しよう

ファッションとしても運動着、部屋着としてもチューブトップは大活躍してくれるアイテムです。
一方で、動いているとズレてくるのは大きな問題です。
特に、おでかけコーディネートとして用いるならズレへの対策は必須です。
そのほかの活用方法でも、恥ずかしい思いをしないためには着こなし方に工夫をしましょう。

まず、「ホック」に注目してチューブトップを選ぶことが大切です。
ストラップを外してチューブトップになるタイプでは、安定感がなくなりがちです。
その場合、背中のホックで締め付けを調整しなくてはいけません。
ホックで段階的に締め付けを選べるようなチューブトップなら、ズレてくる心配なく着用できるでしょう。

次に、「ベルトの位置」も重要です。
なぜベルトがポイントなのかといえば、洋服の重さがかかる場所が増えるからです。
女性の多くはバストに洋服の重さがかかってきます。
そのため、安定感が低くなるチューブトップでは重さを支えられず、時間が経過するとズレてきます。
そこで、胸の下にベルトがくるようなファッションを心がければ洋服の重さが分散されます。
チューブトップがズレにくくなり、自由に動けるようになるでしょう。

そのほか、チューブトップのサイズ感も注意したい要素です。
チューブトップを選ぶ際には、ちょうどいいサイズよりも少しきつめのものにしましょう。
ぴったりサイズのチューブトップだと、締め付けが足りないのでズレやすくなります。
苦しいと感じる手前くらいが、理想的なチューブトップのサイズです。
また、デザインや色だけでなく、フィット感を確かめるためにも店舗で試着をしてみるなど、
自分に合ったサイズを知っておくとネット通販などでも手軽に購入できます。

チューブトップは活用法に応じてデザインを選ぼう

インナーだけでなく、さまざまなシーンで活用できるチューブトップはとても便利なアイテムです。
露出の多さは組み合わせで、ズレやすさはタイプの選び方で解消できます。
利用する場面ごとに、よりメリットを引き出せる方法を意識しながら着るようにしましょう。
また、どんな場面で着るのかを想定しながらデザインを選ぶことも大切です。