ヨガ初心者でもカンタン!座ってできる座位のアーサナ6選

更新日: 2019/06/06
「アーサナ」という言葉を聞いたことはありますか。
日常生活では聞き慣れない言葉なので、知らない人も多いかもしれません。
アーサナはヨガの姿勢や体位、いわゆるヨガで行う様々なポーズのことを指します。
ヨガは、このアーサナによって身体の動かし方や状態が違ってくるのです。
中でも、座位のアーサナは心身のバランスを安定させリラックスさせる効果が期待できます。
この記事では、初心者の方でも簡単にできる6つの座位のアーサナと、その期待できる効果について紹介します。

※本コラムの効果や効能については、個人差があります。
※ヨガのポーズは、写真や説明通りに無理に行ってはいけません。自身が気持ちいいと感じるレベルで行ってください。

リラックス効果の高い安楽座

安楽座(スカ・アーサナ)は、あぐらのポーズです。あぐらのポーズなら簡単にできそうと思った人もいるでしょう。
しかし、安楽座(スカ・アーサナ)は、油断すると骨盤が後ろに倒れてくることがあります。


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そのため、気を付けることは必ず坐骨をしっかりとマットに置いて、
坐骨から腰骨、背骨そして頭頂をまっすぐ天井に向かって垂直になる様に意識することです。
どうしても骨盤が倒れる方は坐骨の下に畳んだ毛布やバスタオルを敷くなどの工夫をし、骨盤を高い位置に垂直に置くのがポイントです。
この安楽座(スカ・アーサナ)は背中に効くだけでなく、ゆっくりと呼吸を行うことによるストレス解消や
リラックス効果があります。


お腹と背中をゆるめる猫のポーズ

猫のポーズ(ビダーラ・アーサナ)はその名の通り、四つん這いの状態で猫のように背中を丸めるポーズです。
実際には、ゆっくり息を吐きながら背中を丸める猫のポーズとゆっくり息を吸いながら背中を反らす牛のポーズ(マージャーラアーサナ)を交互に繰り返します。


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ヨガでは、呼吸を意識しながらポーズをとることがとても大切です。
息を吐きながら、おへそを覗きこむようにゆっくり背中を丸め
肩甲骨を左右に開く様に意識する猫のポーズと
息を吸いながら胸を開き、左右の肩甲骨をくっつける様に意識しながら背中を反らし、頭を上げる牛のポーズを安定したリズムで繰り返しましょう。
この猫のポーズ(ビダーラ・アーサナ)はお腹と背中に効き、呼吸機能のアップや血行促進、リラックス効果も期待できます。


猫の伸びをイメージして行う猫伸ばしのポーズ

同じ猫でも、こちらは伸びをしている猫をイメージしながら行う猫伸ばしのポーズ(ウッタナ・シショーサナ)です。
四つん這いの状態から、膝からお尻の位置は保ったまま両手を伸ばし、前に動かしながら胸を床につけるイメージでお尻を天井に向かって突き出します。
リラックスポーズは額、または顎をマットにつけます。
このポーズは、簡単にできるのでヨガ初心者でも挑戦しやすいポーズといえます。
前出の猫のポーズ、牛のポーズと同じく、ヨガを行う際、大きな動きが必要なポーズをする前の準備運動にも、後の整理運動にもおすすめです。
深い呼吸をしながら行うのがポイントで、背中や肩こりに効くといわれています。
その他、リフレッシュ効果にも期待ができます。


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しっかりインナーマッスルにきく板のポーズ

板のポーズ(クンバカ・アーサナ)はインナーマッスルに効くポーズです。
四つん這いの状態からつま先を立て膝をマットから離して腕立て伏せをするようなイメージで、頭の先からかかとまで、まっすぐ一直線に伸ばします。
自分自身が一枚の板になったつもりでポーズを行うことから板のポーズと名前が付きました。


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お尻の位置がポイントになるので、お尻が上がり過ぎたり下がり過ぎたりしていないかを意識しながらポーズをとりましょう。
この板のポーズは上腕三頭筋や腹筋、臀筋、体幹などのインナーマッスルに効き、さらに、疲労回復や姿勢の改善にも期待できます。


ねじって背骨のゆがみを改善!針の糸通しのポーズ

針の糸通しのポーズ(パリヴリッタ・バラアーサナ)は、身体をねじってウエストや背骨を伸ばすポーズです。
具体的には、四つん這いの姿勢からスタートし、身体をひねりながら片方の腕と身体の間に反対の腕を通します。
下になる方の腕を通す際に、背中の後ろ側や背骨、腕が伸びているのを感じるはずです。


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ウエストをひねるポーズなので、ウエストの引き締めにも期待できます。
他にも、首や肩こりはもちろん背骨のゆがみの改善にも有効です的なポーズのひとつです。


関節の柔軟性を高める牛の顔のポーズ

牛の顔のポーズ(ゴームカ・アーサナ)は、名前だけ聞くとどんなポーズなのか想像もつきません。
これは、完成したポーズを上から見たときに下半身が牛の顔に見えたことから、その名がつきました。
まず、両足をそろえて伸ばした状態で座ります。
右足はひざを曲げながら左足をまたぎ、左足は曲げて足の後ろに置きます。
この時、両方の坐骨はしっかりとマットに根付かせます。
つぎに、右手は手のひらを外側にした状態で背中に回し、左手は真上に上げてから曲げ、背中で右手と左手をつなぎます。
手をつなぐことがきつい方はタオルを使って、右手と左手で引っ張り合います。
足から腕までが伸びるのを感じるため肩や股関節の柔軟性を高め、全身のストレッチになります。
腕はもちろんお尻や股関節にも効き、疲労回復や呼吸機能アップに効果が期待できるでしょう。


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ヨガ初心者でもウェアを着た方がよい理由

ヨガのポーズには、動きに支障のない服装をすることがとても重要です。
そのため、ヨガウェアの着用をおすすめします。
なぜなら、上記で挙げたようにヨガのポーズは身体のいろいろなところを伸ばすためしたり縮めたり、ねじったりする為、
その動きにしっかり耐えられてフィットする作りをしている服装が必要だからです。


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ヨガウェアを着ていれば、ウェアの状態を気にせず集中してヨガに取り組めます。
また、ヨガはポーズをする際の呼吸がもっとも大切なポイントです。
動きを制限することのないヨガウェアの着用によってポーズや呼吸に集中でき、
ヨガの効果を高めることができるでしょう。


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ヨガウェアを探すなら、たくさんのウェアの中から好みのデザインのものを予算別に探せるネット通販がおすすめです。
いろいろなウェアを比較できるため、お気に入りのウェアを見つけやすいというメリットがあります。
これからヨガを始めてみようと考えている人は、ヨガウェアを着てヨガの効果を高めましょう。