水着素材の種類や特徴とは?お手入れ方法やおすすめの水着を紹介!

更新日: 2021/02/22
プールや海に加え、最近ではサウナなどで着用する人も増えつつある水着。
ビキニやワンピース型など、さまざまな種類があり、それぞれ好みなどありますが、
水着に使われている素材の種類まではよく知らないという人も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では、水着の素材について、代表的なものの種類や、その特徴を詳しく解説していきます。
また、水着の手入れの方法やおすすめの水着についても紹介しますので、
水着の着用予定がある人や新しい水着を探している人はぜひ目を通してみてください!

水着素材の種類や特徴

最初に、水着に使われる代表的な素材について、その特徴とともに紹介していきます。


スパンデックス

スパンデックスは、1940年ごろにドイツで開発された化学繊維のひとつです。
塩素に強いという特徴があるため、特にプールなどでの劣化を防ぎやすい水着素材といえるでしょう。
また、耐熱性や耐光性があり、日差しに強い、変色が起きにくいなどといった特徴もある、
全体的に非常に耐久性の高い素材です。

さらに、スパンデックスは縦方向、横方向ともによく伸びる2WAY生地でもあります。
そのため、プールや海などで目一杯泳いだり、激しく動きたいという場合には
スパンデックスを素材に用いた水着がおすすめです。


ハイテンションニット

ハイテンションニットは、糸を組み合わせたループを縦方向へと編み上げて作られた生地のことを指す言葉です。
最大の特徴は、その通気性の良さで、速乾性も高いため、水に濡れたあともすぐに乾いてくれます。

また、伸縮性も抜群で、縦横の両方向だけでなく、斜めにもよく伸びるため、激しい運動にも十分に耐えてくれます。
着心地としても、フィット感が高く、通気性の高さもあって快適に着こなすことができるでしょう。


ライクラファブリック

ライクラファブリックは、1959年にデュポン社の開発した生地の名称です。
非常に保温性の高い素材であり、肌触りもさらっとしていることから、着心地の良さに定評があります。

生地に使われる糸は、クモの糸のように細く、その上でゴム糸のように伸縮性に優れているため、
着ていても動きの邪魔にはなりにくいのも特徴です。
さらに、シワにもなりにくいという優秀な素材であり、水着以外にも幅広い用途で使われています。


ジャージロメリーナ

ジャージロメリーナは、イタリアのJerseyLomellina社の開発した生地です。
耐久性、通気性に優れ、形状維持機能もあるなど、非常にハイテクで機能性に優れた素材といわれています。

海やプールでの運動でも損傷しにくく、型崩れがしにくいなどの要素から、
水着の素材としても適した生地といえるでしょう。
他にも、吸水速乾機能にも優れており、UPF50+の日焼け防止効果まであるため、
特に日焼けを避けたい人にとってはおすすめの素材です。

デザイン的な面では、日本の一般的な水着素材と比べて、ジャージロメリーナは黒の色が深く、美しい印象です。
これには、生地に使われているポリウレタンの糸が関係しています。

日本の一般的な水着素材では、ポリウレタンの糸が透明色であり、そのため生地全体が光沢感があり、
淡い黒色となりがちです。
ですが、JerseyLomellina社では、黒いポリウレタンの糸を使っているため、
光沢感が無く生地全体がより深味のある黒色となっています。


水着のお手入れ方法

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水着は普段から着る機会が少ないため、実はお手入れの方法を把握していないという人も多いです。
そこで、ここからは着終わったあとの水着のお手入れの方法について解説していきます!


泳いだあと

まずは、水着で泳いだあと、脱いですぐにすべきお手入れ方法について紹介します。

水着を脱いだあとは、できるだけ早く、水で水着を洗い、塩素を洗い流すようにしましょう。
塩素が付着したままにしておくと、水着が変色したり、色落ちしたりといった劣化の原因となります。

十分に水洗いをしたあとは、そこで付いた水も合わせて脱水をします。
このとき、水着をしぼってしまうと型崩れの原因になるため、軽く水着を切ったあとにタオルに挟んでおくのがおすすめです。

また、水着のケアとしては、お手入れも重要ですが、置き場所も重要となります。
水着は高温になる場所に置いておくと生地が劣化してしまうため、車の中などに放置するのは避けたほうがいいでしょう。


洗い方

水着にも、普通の服と同じように洗濯は必要です。
ただし、洗濯機を使って水着を洗うと、型崩れしてしまう可能性が高いため、手洗いで押し洗いをしたほうがいいでしょう。

基本的には水を使って洗うだけで問題ありませんが、汚れが落ちない場合などは中性洗剤を使用して洗うのがおすすめです。
漂白剤を使って洗うのは、汚れだけでなく水着の色落ちや、生地の劣化につながるため、避けるようにしましょう。

また、乾燥についても、乾燥機を使わず、タオルに挟んでの脱水をおすすめします。
これは、水着が熱に弱く、熱を使う乾燥機との相性が悪いためです。

洗ったあと、干す際にはできるだけ直射日光を避けて日陰に干すことで変色を防ぐことができます。
型崩れを防ぐため、形を整えて干すのも忘れないようにしましょう。


保管方法

水着の保管で重要なポイントは、防虫剤に触れないように保管することです。
また、高温多湿になる場所は、水着が劣化しやすいため、できるだけ避けてください。
取り外し可能のパッドは抜いて保管してください。


おすすめの水着を紹介!

ここまで水着の知識について見てきた中で、新しい水着が欲しくなった人もいるかもしれません。
そこで、ここからはおすすめの水着を3点紹介していきます!


【Reir Beach】(上下別売り)JERSEY LOMELLINA Neir ツイスト ビスチェ単品 M


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こちらの水着は、イタリアのジャージロメリーナ社の素材を使用した、ビキニタイプのビスチェです。
素材の肌触りの良さと、程よいホールド感から、非常に着心地の良い水着となっています。

バックデザインは、肌面積が多いものの上品な印象で、後ろのリボンの結び方によってサイズの調整をおこなうことも可能です。


【San-ai Resort】Solid ナチュラルアップ ビキニ 7M/9M


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こちらの水着は、San-ai Resortオリジナルの人気機能水着です。
肩ひもやアンダーの調節が可能な上、パットの取り外しも可能と、体型に合わせて着こなしやすい水着となっています。

また、ノンワイヤーの水着のため、締め付けがなく着心地も抜群。
それでいて、内側のパットによりバストに自然なボリュームをプラスすることができます。


【Reir Active】サラカラ レギンス M/L/LL


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こちらのレギンスは、肌に面した部分の水分を吸水速乾し、すばやく拡散することで爽やかな着心地を実現しています。
また、冷感の軽減、紫外線防止最高ランクのUPF50+(UVカット率95%以上)、制菌消臭と嬉しい機能が満載です。
外側に切り替えのないデザインになっていることから、長時間身につけていても着心地がよく、
タウンユースとしても活躍させることができるでしょう。


まとめ

水着の素材には、動きやすいよう伸縮性の高い素材が使われることが多いですが、
それぞれの素材によって通気性や保温性、耐久性などの違った特徴があります。

ただ、どんな素材でも、手入れの方法は基本的に共通しており、泳いだあとはすぐに塩素を洗い流し、
洗濯機や乾燥機などを使わずに洗うといいでしょう。

素材ごとに水着の着心地や機能は変わってきますので、新しい水着を選ぶ際には、
デザインだけでなく素材にも注目して選んでみるといいでしょう!