紫外線防止対策は、まずSPF・PA・UPFの意味を知ることから！

肌に負担をかけずに美白効果を得るためにも、SPF・PA・UPFにはそれぞれどんな意味があるのかをしっかり理解し、
場所や状況に応じて使い分けられるようにしましょう。

SPF

「Sun Protection Factor」の略で日本語では「紫外線防御指数」。
これは、日焼け止めクリームにどの程度、UVBという紫外線を防ぐ力があるのかを示しています。
地表にまで到達する紫外線にはUVAとUVBがあと言われています。
UVBは肌の奥に達し、シミ・そばかす・たるみなどの原因になるのです。

SPFには1〜50まであり、数値が大きくなるにしたがって効果の持続時間も長くなります。
SPF1だと、塗ってから約20分間が効果の持続時間です。
したがって、SPF50になると約16時間紫外線防止効果が続くということになります。
そうなると、数値が高ければ高いほどいいと思ってしまうかもしれませんが、
数値が高くなるほど肌への負担も増えることになります。
SPF50は海に行ったり、外でのスポーツをしたりする時など、なかなか塗り直せないという場面に
限定した使用が推奨されています。
普段使いでしたらSPF30のものをこまめに塗り直す、といった対策の方が肌には負担が少ないです。

PA

「Protection Grade of UV-A」の略で、UVAの紫外線をどの程度防止できるかを表しています。
UVBに比べて弱いエネルギーではありますが、その分波長が長く、肌のより深い部分にまで到達し、
シミ・くすみ・黒ずみなどを引き起こします。
PAは＋で効果の持続時間が示され、＋～＋＋＋まで。
＋の数が増えるのに応じて効果を発揮する時間が長くなるのです。
日常生活ではPA＋＋程度がおすすめです。

UPF

「UltraViolet Protection Factor」を略したもので、日本語では「紫外線保護指数」と言います。
SPAとPAが日焼け止めクリーム等に記載されているのに対し、UPFは衣服などに表示されており、
その衣服がどれくらい紫外線を防御してくれるのかを表しているのです。
表記は「15-24」「25-39」「40-50＋」の3つに分かれ、数値の高い方がより紫外線をカットする効果が高いです。
UPF50は、その服は紫外線を50分の1までカットする効果がある、つまり98％紫外線をカットしている、ということになります。

おすすめのUVカットアイテムを紹介

自分にあった日焼け止めクリームなどを使うことも紫外線対策には大切ですが、どうしても時間が経つと汗などで落ちてしまったり、
そもそも使う量が少なくて効果が十分に発揮されていない、といったトラブルが起きる場合があります。
その点、UVカット機能が備わったアームカバーやパーカーといったアイテムを使用した方が、塗り直しなどの必要もなく安心です。
ここではおすすめのUVカットアイテムをご紹介いたします！

薄手のパーカー

夏の暑い時期でも、薄手の柔らかい生地のパーカーなら日常生活はもちろんウォーキングなどの運動時にも
暑苦しくなく快適にUVカットができます。

【Reir Active】UPF杢 ラッシュパーカー S/M/L/LL

UPF50＋と最高レベルの紫外線防止機能と、撥水機能までついた高スペックのパーカーです。
シンプルなデザインで、ビーチから日常生活まで幅広く活躍します。

普段使い　薄手のカーディガンやワンピース

カーディガンタイプならシンプルなワンピースなどにも合うので、オフィスやショッピングなどにもぴったり。
紫外線対策とともに冷房対策にもなります。
ご紹介するカーディガンはUPF50＋なのでUVカット効果が抜群です！

【Coral veil】【UPF50＋】裏起毛ベア天　温かトラベル羽織 ショート丈 F

特殊な糸を使用しており、紫外線防止効果だけでなく汗冷え防止効果付き。
普段使いはもちろん、ビーチなどのレジャーでの着用もおすすめです。
ボタンが2個付いており、調節可能。

【Reir Beach】【UPF50+】Revolutional　Mild　水陸両用UVロング シャツ M

軽量の水着素材を使用したロングカーディガン。
ストレッチ性が高いのでしわになりにくく、旅行にも持っていくのもおすすめのアイテムです。

紫外線の影響を受けにくくなる食材で、体の内側からもアプローチ

どれだけ日焼け止めをしっかり塗ったり、紫外線防止効果のある洋服を着たりしたとしても、油断はできません。
少しでも気を緩めた状態で日光に当たってしまうと、紫外線は肌に活性酸素を発生させ、
細胞を老化させるなどの悪影響を及ぼします。
より紫外線対策に万全を期すためにも、抗酸化作用が強いと言われる、
ビタミンA・C・E（まとめてビタミンACEと呼ばれることも）を含む食材を積極的に取り入れることによって、
体の内側からも紫外線の影響をブロックしましょう。
これまでにご紹介したUVカットアイテムと組み合わせることでより高い効果が期待できます。

ビタミンA

皮膚や粘膜を健全な状態に保つ働きがあります。油に溶けやすい性質を持ち、
レバー、うなぎ、にんじん、ほうれん草、焼きのりなどに多く含まれています。

ビタミンC

コラーゲンの生成や、鉄の吸収を助けるといった働きがあります。人体では生成できないので、
食品から積極的に取り入れなければなりません。
赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリー、キウイフルーツ、菜の花などに多く含まれています。

ビタミンE

抗酸化作用が高いため、細胞を守ったり、免疫機能を高めたりする効果があります。
ビタミンEを多く含む食材は、アーモンドなどのナッツ類、南瓜、ほうれん草、ブロッコリーなどです。

まとめ

紫外線に対して体の外側と内側、両方からの防止方法をご紹介しました。
日焼け止めだけ、紫外線防止効果のついた服だけ、ビタミンACEを多く含む食材をたくさん摂るだけ、
それぞれ単体では大きな効果を発揮しません。
長く若々しい肌を保つためにも、できることからしっかりと紫外線対策を行ないましょう！

まずは普段着の上からさっと着るだけで手軽に始められて、紫外線カット効果も高い洋服を取り入れるところから
始めてみてはいかがでしょうか？
San-ai Resortにはデザイン性も高く、紫外線もしっかりとカットしてくれるアイテムがたくさん揃っています。