毎日着用しているということは、当然毎日洗濯していることにもなりますが、
「ブラジャーの正しい洗濯方法」を知っているという方は意外に少ないのではないでしょうか?
そこで本記事では、正しいブラジャーの洗濯方法を、手洗いと洗濯機それぞれの場合で解説いたします。
正しい洗濯方法を知れば、ブラジャーが長持ちすることにも繋がります。
これまで洗濯機で洗っていた方、なんとなく手洗いをしていた方は、ぜひチェックしてみてください。
ブラジャーは手洗いで洗う?それとも洗濯機?
そもそも、ブラジャーは手洗いした方が良いのか、洗濯機で洗った方が良いのか悩んでしまうことも多いのではないでしょうか?
そんなときは、まずブラジャーの洗濯表示を確認してください。
確認してみると、手洗いマークが付いているものがほとんどだと思います。
ここでは、手洗いが推奨されている理由と、洗濯機では洗えないのか?についてご説明します。
なぜ手洗いが良いのか?
ブラジャーの洗濯に手洗いが推奨されている理由は、以下の4つ。
- ● 型崩れ防止のため
- ● 洗濯機で洗うとワイヤーが歪む
- ● 洗濯機で洗うとレースが痛む
- ● 洗濯や脱水時の遠心力で生地が劣化する
ブラジャーに使われている繊細なレースや生地が傷んでしまったり、ワイヤーが歪んでしまったりするなど、
全て洗濯機の洗う力が強すぎてしまうのが原因です。
レースや生地の劣化であればともかく、ワイヤーの歪みや型崩れは大きな問題。
ホールド力が減少してバストラインを綺麗に見せられなくなってしまうのはもちろん、胸の形が崩れてしまうことにも繋がります。
さらに、歪んだワイヤーが肌の一部分に当たり続けると、不快感があったり肌を傷つけたりしてしまうことも。
既にワイヤーが歪んでしまっているブラジャーは、すぐに買い換えるのがおすすめです。
洗濯機でもポイントを押さえれば洗うことができる
上述したように、洗濯機で洗う力はブラジャーにとって強すぎるため、手洗いをするのがベストです。
しかし、手洗いする時間や余裕がないときなど、どうしても洗濯機で洗いたい場面も出てくるでしょう。
実は、ポイントを押さえれば洗濯機でブラジャーを洗うことは可能です。
洗濯機でブラジャーを洗うときのポイントや注意点などは、本記事の後半に記載しておりますので、
ぜひそちらをチェックしてみてください。
手洗いでの正しい洗濯方法
ブラジャーは手洗いした方が良い、と述べましたが、手洗いであればどんな洗い方でも良いというわけではありません。
ここでは正しい手洗いの方法をご説明するので、確認してから洗濯してみてください。
用意するもの
ブラジャーを手洗いする前に、用意しておくのは以下の3つ。
- ● 洗面器:ブラジャーが入る大きさであれば、洗面器でなくてもOK。
ボウルや洗面台の栓をすることで代用しても良いでしょう。 - ● 下着用洗剤:普通の洗濯用洗剤(アルカリ性洗剤)は、ブラジャーの生地を傷めてしまうのでNG。
中性洗剤である下着用洗剤を使用しましょう。
下着用洗剤が用意できなかった場合は、おしゃれ着用洗剤でも構いません。 - ● タオル:バスタオルなどの、大きめで厚手の生地のタオルを用意しましょう。
吸水性がある生地のタオルを用意するのがポイントです。
準備すること
ブラジャーを洗う前に、以下の3つをしておきましょう。
汚れが十分にとれなかったり、生地を傷つけてしまったりする原因になります。
- ● ブラジャーのパッドを取り外す
- ● ブラジャーのホックを留める
- ● ブラジャーを裏返す
洗濯の手順
ブラジャーを手洗いするときの手順は、以下の通り。
- 1. 30度くらいのぬるま湯に、適量の洗剤を入れて溶かす
- 2. 洗濯液にブラジャーを入れて、優しく押し洗いし、これを何度かくり返す
- 3. パッドは優しくもむようにして洗う
- 4. ある程度汚れが落ちたら、泡が出なくなるまで揺らすようにしてすすぐ
- 5. すすいだ後、タオルで水気をとり、陰干しする
汚れが付きやすいバック部、ワイヤーループ、テープ部分を重点的に洗うこと。
その際にゴシゴシこするのではなく、撫でるようにして洗うのがポイントです。
また、あまり高温(40度以上など)で洗うと、色の濃い下着は色落ちの危険性があります。
30度程度の温度で十分汚れは落ちるので、高温になりすぎないよう注意しましょう。
陰干しする際は、アンダー部分をはさみ、レースをひっぱって形を整えてください。
その一手間で型崩れのリスクが大幅に減少します。
洗濯機で洗う場合はどうする?
ブラジャーの手洗いは繊細さが必要なため、「面倒だな…」と感じてしまう方も多いでしょう。
そこでここでは、洗濯機で洗うときのポイントをご紹介します。
洗濯機での洗い方
洗濯機でブラジャーを洗う手順は、以下の通り。
- 1. 手洗いと同じく、パッドを取り外し、フックは留める
- 2. ブラジャー専用の洗濯ネットに入れる
- 3. 手洗いコースやランジェリーコースで洗う
- 4. 短時間で脱水する
ポイントは、「専用の洗濯ネットに入れる」ということ。
平型の洗濯ネットだと型崩れしてしまうので、型崩れしにくく
ワイヤーが歪むリスクを抑えてくれる専用の洗濯ネットを使用しましょう。
また、手洗いコースやランジェリーコースなどの洗う力が強すぎないコースを選ぶのも重要。
手洗いコースやランジェリーコースがない場合は、ドライコースを選びましょう。
洗濯機で洗う際の注意点
洗濯機でブラジャーを洗う際の注意点は、以下の3つ。
- ● 洗濯物を詰め込みすぎない:優しいコースを選んでも、洗濯物を詰め込みすぎると圧迫されてワイヤーが歪んでしまいます。
適度か少し少なめを意識して量を調節し、洗濯物がスムーズに動く状態で洗濯しましょう。 - ● 乾燥機は使用しない:乾燥機は生地を傷める原因になります。
タオルで大まかな水分をとってから陰干ししましょう。 - ● パッドは汚れが落ちやすいように取り外し、洗濯ネットに一緒に入れる:
パッドを入れたまま洗濯すると、汚れが十分に落ちません。
パッドは肌に近い部分にあるので、皮脂汚れや汗が染みついています。
しっかりと汚れを落とさないとシミなどの原因になるので、必ず別々にして専用の洗濯ネットに入れましょう。
まとめ
ブラジャーは、バストラインを綺麗に見せてくれるだけでなく、胸の形を綺麗に保つために重要なアイテムでもあります。
そのため、型崩れをしたりワイヤーが歪んだりしているブラジャーを使い続けるのはNG。
そんな型崩れやワイヤーの歪みの大きな原因は、毎日の洗濯です。
あくまでも、ブラジャーの洗濯は手洗いがベスト。
しかし、本記事でご紹介したポイントを押さえれば洗濯機での洗濯も可能です。
本記事で紹介した洗濯方法を実践して、自分の胸に合ったブラジャーを長く綺麗に使ってください。
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